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「平岡秀夫さんを応援する脱原発市民の会」結成

2013年3月28日

「平岡秀夫さんを応援する脱原発市民の会」結成のご案内です。

2013年3月27日

参院山口補選

「平岡秀夫さんを応援する脱原発市民の会」

にご賛同を

 

     河合 弘之(弁護士・脱原発法制定全国ネットワーク)

     鎌田  慧

     (ルポタージュ作家・さようなら原発1000万人署名市民の会)

     飯田 哲也(エネルギー変革者・元山口県知事立候補者)

     宇都宮健児(前日弁連会長)

     上原 公子(元国立市長)

     小沢 克介(元山口県弁護士会会長)

     中光 弘治(前山口県弁護士会会長)

     吉岡 達也

     (ピースボート共同代表・脱原発世界会議実行委員長)

     竹村 英明(脱原発大合流)

     木村  結(脱原発・東電株主運動)

     海渡 雄一(弁護士・脱原発法制定全国ネットワーク)

        只野 靖 (弁護士・脱原発法制定全国ネットワーク)

     ※肩書などは2013年4月1日現在。

 

山口地方区の参議院補選に平岡秀夫さんが無所属で立候補

 夏の参議院選挙の前哨戦となる参院山口補欠選挙(4月11日告示、28日投開票)に前衆院議員平岡秀夫さんが無所属候補として立候補されることとなりました。

 平岡さんは衆院選挙に5回当選(うち3回は小選挙区で勝利)されたベテラン議員です。

 2000年衆議院議員総選挙に民主党公認で山口県第2区から出馬し自由民主党の佐藤信二氏(元通産大臣・佐藤栄作元首相の二男)らを破り当選し、2003年の第43回衆議院議員総選挙でも佐藤氏らを破り再選されました。2005年の郵政選挙では小選挙区では惜敗したものの、2008年、同区の自民候補の辞職に伴う補欠選挙に自らの議席を投げ打って出馬し、自民党候補を下し、山口2区の小選挙区での議席を奪還しました。

 民主党政権のもとでは、2010年6月、菅内閣で内閣府副大臣・国家戦略室長に就任し、同年9月総務副大臣に任命されました。 2011年9月には野田内閣で法務大臣に任命されました。2012年1月に法務大臣を退任し、党総務委員長に就任されていました。2012年12月に行われた衆議院議員総選挙では自民党の岸信夫氏(岸信介元首相の孫で、安倍晋三首相の実弟)に小選挙区で敗れ、比例復活もならなかったため、議席を失っていました。

 大蔵省(現財務省)、外務省、内閣法制局などの公務員キャリアも長く、高い政策立案能力には定評があり、民主党政権の下で政務の仕事を歴任されました。弁護士でもあり、人格、識見ともにすぐれた方です。なお、今回平岡さんと闘う自民党公認候補の江島潔氏は、江島敦・元参議院議員の長男で、いわゆる世襲議員です。

平岡さんのHPには次のように自己紹介されています。

 「私は、山口県東部の農家の長男として生まれ育った人間です。今の世の中で国会議員になるための条件と言われる、地盤、看板、カバンという3つのバンのいずれも持っていませんでした。あったのは、小さい頃から、「世の中の役に立つ人間になりたい。世の中の役に立つ仕事をしたい。」という強い思いと、努力に耐え得る親から譲り受けた健康な体だけです。私は、常に、社会の様々な課題に真剣に取り組み、一人でも多くの人が幸せな生活ができるよう努力していくことに喜びを感じています。」

 本当に平岡さんは、このとおりの方です。

上関原発計画に反対してきた脱原発派

 元東芝・原子炉格納容器設計者の後藤政志さんは、「政府の中に、責任者として福島で『地獄』を見た人と、単に傍観していただけの人」がいると述べています。平岡秀夫さんは、権力の座にあって「福島で『地獄』を見た人」のひとりとして、心底から脱原発を求める大物政治家のひとりです。平岡さんは、それ以来、公の場で明確に脱原発の発言を行うようになりました。

  平岡さんは、民主党内の脱原発グルーブ「脱原発ロートマップの会」の中心メンバーであり、山口県上関町に立地が計画されている上関原発の建設の中止を主張 されました。2012年9月に脱原発法制定全国ネットワークが提案した脱原発基本法案の法案策定作業にも深くコミットし、法案の提案に賛同されました。原 発問題を討議するさまざまな院内集会にも多く出席されました。
 先の衆議院選挙で落選後も、1月25日に開催されたネットワーク主催の院内集会に前議員として参加し、積極的に発言をされています。はっきりと発言する脱原発派議員として脱原発を願う多くの市民から深い信頼を寄せられてきた方です。

庶民的政治勢力を一つに結集していく

 平岡さんはこれまで民主党に属されてきましたが、他の野党との共闘を模索するため、公認ではなく無所属で出馬されることとなりました。平岡さんは、出馬にあたっての決意の中で、

「・ 現在の日本の政治は、右翼化・新自由主義化する世襲政治家集団としての自民党が1強の状況であり、それに対抗すべき政治勢力が必要です。

・ 今回の私の出馬は、これから日本政治において、「穏健保守から中道・リベラルまで」の庶民的政治勢力を一つに結集していくことを目指す魁(さきがけ)となろうとするものです。

・ また、多くの国民や政治勢力が目指してきた「脱原発」に向けての活動を再開させるための戦いでもあります。」

と述べられ、脱原発の目標を同じくする幅広い政治勢力の結集を呼びかけられています。

脱原発法制定全国ネットワークは支持を決定

 脱原発法制定全国ネットワークは、平岡氏出馬の報道を受け、3月19日に開いた緊急の事務局会議において、山口参議院補選候補者として平岡秀夫氏を支持することを公式に決定しました。さらに、平岡さんが所属されていた民主党以外の脱原発を掲げる政党にも同氏が同選挙区における「脱原発統一候補」となるよう、幅広く支持を働きかける方針を決め、既に各党への働きかけを始めています。

安倍首相のお膝元、参議院山口補選で勝利し、原発推進安倍政権に大打撃を!

 2008年補欠選挙での勝利は平岡さんの勝負強さを示しています。今回の補選でも持ち前の粘り強さを発揮し、原発推進の安倍政権に対して、安倍首相の地元であり、上関原発の新設が計画されている山口県で痛打を浴びせることができれば、脱原発勢力の反転攻勢のきっかけをつかむまたとないチャンスとなると言えます。

 この参議院山口補選は、夏の参議院選挙の前哨戦として極めて重要です。ここで、脱原発勢力が結束して安倍首相のお膝元といえる山口県で平岡さんが勝利することができれば、夏の参院選挙勝利に向けての大きな橋頭堡を築くことができることでしょう。

「平岡秀夫さんを応援する脱原発市民の会」結成記者会見のお知らせ

以上のような経緯で、急遽「平岡秀夫さんを応援する脱原発市民の会」を結成することとなりました。選挙の告示は4月11日投票は28日です。呼びかけにご賛同される皆さんは、ぜひ下記までFAXにてご連絡下さるようお願いいたします。会としては、選挙に合わせ、東京や現地での平岡さんへの応援のための集会などを開催していく予定ですが、会の活動のキックオフとして

 

4月2日午後4時から、

○衆議院第二議員会館第6会議室(地下1階)

 ※15時半より、通行証を配布します

において記者会見を行う予定です。つきましては、呼びかけ人の第一次集約を4月2日の午前10時受付で行います。ぜひ、多くの皆さんのご賛同を!

 

脱原発法制定全国ネットワーク事務局気付

「平岡秀夫さんを応援する脱原発市民の会」

TEL : 03-5511-4386(事務局直通)

TEL : 03-5511-4400(さくら共同法律事務所代表)

FAX : 03-5511-4411