4月の原発裁判 本日発売の週刊金曜日

2023年3月31日

本日発売の週刊金曜日(3月31日号)に「みんなで傍聴4月の原発裁判」が掲載されています。本誌には先週3月21日に開催された、さようなら原発の集会について、「さようなら原発」3年ぶりの全国集会 放射能汚染水を海に捨てるな!「フクシマを忘れない」 の記事も掲載されています。

4月の口頭弁論期日が2件漏れておりました。お詫びして、こちらに追記いたします。*4/4追加

4月19日(水)13:30 広島地裁 伊方原発運転差止請求訴訟 第32回口頭弁論期日、原告哲野イサクさんの本人尋問。期日終了後、記者会見を兼ねた報告集会(広島弁護士会館)。

4月20日(木)13:30 松山地裁 伊方原発運転差止請求訴訟 第33回口頭弁論期日 原告2名の本人尋問。報告集会はありません。

記事では、3月9日に行われた大津地裁での証人尋問について、西尾漠氏「核燃は破綻」「核廃棄物処理の展望なしと題し、美浜、大飯、高浜原発差止訴訟の、原子力資料情報室共同代表の西尾漠さんの証人尋問の報告をしています。また、3月10日に新たに申し立てた島根原発運転差止仮処分について、「日本で唯一の県庁所在地である原発再稼働を止めろ」と題し、申立日の会見等を報告しています。併せてお読みください。なお、申立書は「島根原発2号機運転差止仮処分申立て」にアップされています。*4/5大津地裁報告、4/7島根仮処分報告リンク追加

記者会見を兼ねた報告集会で申立書を掲げる水野弁護士(一番左。島根県民会館)

 

来月4月9日と23日に統一地方選挙、衆参補選が4月23日に行われます。脱原発への道は、もちろん裁判だけではありません。みなさまの選挙区での候補者に、原発についての考えを問うたり、たとえば、原発過酷事故の際の避難計画はどうなっているのか、避難者の受け入れ計画について聞いてみるのもよいのではないでしょうか。

衆議院補欠選挙では、山口二区より、平岡秀夫さんが出馬することになりました。共同代表の河合弘之弁護士より、下記、メッセージを掲載いたします。

すでに報道でご存知の方もいらっしゃると思いますが、平岡秀夫弁護士が、衆議院議員選挙補欠選挙に無所属で出馬することになりました。
平岡先生は山口地裁岩国支部係属の伊方原発運転差止訴訟弁護団として活動されています。
山口二区は、岸信夫前防衛相の長男が出馬します。
平岡先生は、選挙戦では、反原発を明確に掲げて闘われます。
保守王国での厳しい闘いと思いますが、選挙戦を通じて、多くの市民に、原発事故の事故の被害の甚大さも改めて思い出してもらえる機会になると思います。
先日の広島高裁の不当決定も、岸田政権の原発回帰の影響があるのではないかと私は記者会見で述べました。
このような中、一人でも多くの脱原発の国会議員を増やすためにも、捲土重来、平岡先生を、再度国会へ送りたい。

平岡さんの後援会報(号外1号号外2号)を添付します。
カンパ、応援の呼びかけなど、お願いできますでしょうか。
統一地方選など、それぞれお忙しいと思いますが、ぜひ、応援していただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

2020年1月17日、広島高裁が伊方原発の運転差し止めを認めた決定後の報告集会での平岡秀夫さん(一番左、広島県弁護士会館)

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