7月の期日報告 本日発売の週刊金曜日

2022年7月29日

本日発売週刊金曜日(7月29日号)に「みんなで傍聴8月の原発裁判」が掲載されています。もっとも、8月は夏季休廷ということもあり、この連載が始まって初めて8月の期日はないという月となりました。

 本誌には、報告記事2本が掲載されています。7月7日の宗教者核燃裁判(六ヶ所再処理工場運転差し止め請求訴訟、東京地裁)第4回口頭弁論期日について、「日本原燃の基準地震動 想定は合理性欠くと主張」、7月12日の大間原発建設差止等請求訴訟の控訴審第8回口頭弁論期日(札幌高裁)について「住民側、原審訴訟は認容されるはずだった」をそれぞれ報告しています。

 本誌には、添田孝史さんが、7月13日の東電株主代表訴訟勝訴判決について、判決の内容を証人尋問登記にも触れて紹介し、東電刑事裁判地裁判決、損害賠償請求訴訟最高裁判決の問題点を鋭く指摘し、「最高裁判決を根底から覆し原発事故は防げたと認定」を執筆しています。

判決言い渡し後、東京地裁正門前で勝訴の喜びを報告する原告株主ら(東京地裁正門前)。(写真:東電株主代表訴訟

※アイキャッチ画像は先週号となります(金曜日のTwitter画像未更新のため)

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