コロナ仮処分報告
2020年8月7日
7月21日14時から、新型コロナウイルスの脅威のみを理由とする、関西電力大飯、高浜、美浜原発の差し止めを求めた仮処分申し立ての第1回審尋期日が開かれました。週刊金曜日7月31日号の「8月の原発裁判」に短く報告をしていますので、ぜひお読みください。5月18日の申し立てについては、「新型コロナウイルス猛威を理由とする原発差止仮処分申し立て」をご覧ください。
提出書面等をアップします。このたび、原子力情報コンサルタントの佐藤暁さんに、意見書をお願いし、証拠として提出いたしました。パンデミックには、運転プラントの事故リスクを引き上げる要因があり、かつ、原子炉事故が発生した場合にはその対応を手間取らせ、本来のパフォーマンスを低下させる可能性、その対応を行っている間に感染を拡大させる危険性があることが具体的に記載されています。多くの方に読んでいただきたいと、こちらにもアップすることに佐藤さんよりご快諾いただきました。佐藤さんは岩波の『科学』(2020年7月号)にも「パンデミックと原子力防災」を執筆されています。ぜひ併せてお読みください。
債権者(住民側)
意見書 パンデミック期間中の原子力発電所の運転継続に関する妥当性についての考察[PDF]
債務者(関西電力)
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