5月の原発裁判-本日発売の週刊金曜日

2019年4月26日

チェルノブイリ原発事故から33年の本日発売の週刊金曜日(4月26日号)に5月の原発運転差止裁判等の口頭弁論期日が掲載されました。金曜日の公式サイトにも掲載されています。「みんなで傍聴5月の原発裁判」 ●みんなで傍聴原発裁判一覧

週刊金曜日の本誌には、脱原発弁護団全国連絡会の地震動担当弁護士・内山成樹弁護士による、原子力規制委員会での震源を特定せず策定する地震動の検討チームの議論 での問題を指摘した「原発の道直下地震の規制基準改定問題」が掲載されています。内山先生の指摘以外にも、規制委員会での検討チームの議論のなかで、他の分野(鉄道など)との比較において、原発の規制が今までいかに甘かったかということが浮き彫りになっています。ぜひお読みください。

私たちは、4月23日に、特定重大事故等対処施設の完成期限超過に対し毅然とした措置を求める声明を発表しました。4月24日の原子力規制委員会は、テロ対策施設が期限内に完成しない場合、原則として原発の運転を認めない⽅針を決めました。基準不適合の原子力発電所は直ちに停止するのが、福島第一原発事故の教訓です。

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