9月の原発裁判 本日発売の週刊金曜日

2019年8月30日

本日発売の週刊金曜日(8月30日号)に9月の原発運転差止裁判等の口頭弁論期日が掲載されました。金曜日の公式サイトにも掲載されています。「みんなで傍聴9月の原発裁判」 ●みんなで傍聴原発裁判一覧

本誌には、100回以上の期日を重ねている六ヶ所再処理工場の裁判について、「提訴から27年 活断層否定する原燃」と題した報告も掲載されています。橋本勝さんの連載風刺画は「タバコと原発はめることに意義がある・・・・・・!?」もぜひご覧下さい。表紙は石坂啓さんのイラストです。

この「9月の原発裁判」には掲載はありませんが、9月19日13時15分から、東電本役員らの業務上過失致死傷被告事件(強制起訴)の判決が言渡されます(東京地裁)。前回、8月のこの欄で、短編映画「東電刑事裁判 動かぬ証拠と原発事故」をご紹介しましたように、刑事裁判においては、被告ら東電最高経営層は、巨大津波の襲来を予見しながら、柏崎刈羽が止まっていてさらに福島原発が停止するリスクや、対策の多額の費用を惜しみ、津波対策を先送りにしたばかり、何らの対策を取らなかったことが、会議録、決裁文書、夥しいメールのやりとりから明らかになりました。判決に向けて、福島から電気の行く道をたどるように関東各県で街頭アピールを行う判決前キャラバンや「真実は隠せない ~有罪判決を求める 東電刑事裁判 判決直前大集会」(9月8日文京区民センター)も予定されています。

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