10月26日11時、伊方原発の運転について広島地裁が判断!そして11月の原発裁判

2018年10月26日

本日、伊方原発の運転差止仮処分申請について、広島地方裁判所が判断します。この裁判は、昨年12月13日の広島高裁即時抗告審決定が伊方原発の運転差し止めについて同年9月30日までと期間を区切ったことに理由がないとして、同年10月1日以降も運転を差し止めることを求めた申立です。8月3日の審尋期日において、住民側は町田洋東京都立大学名誉教授によるプレゼンを行いました。もし、認められれば、伊方原発は法的に動かすことが出来なくなります。

先月9月25日、広島高裁は上記広島高裁即時抗告審決定を取り消しましたが、火山についての住民側の主張を認め、四国電力の主張を退けながら、社会通念を持ち出して、伊方原発の運転を認める判断をしました。また、本日発売の週刊金曜日に11月の原発運転差止裁判等の口頭弁論期日が掲載されました(「みんなで傍聴10~11月の原発裁判」)が、中野宏典弁護士の報告記事「勝負に勝って試合に負けた伊方原発の広島高裁決定」も併せてお読みください。 ●みんなで傍聴原発裁判一覧

裁判所においては、二度と福島原発事故のような過酷事故を起こしてはいけないという、市民、国民の当然の認識を元に判断をしてほしいと思います。

提出書面など詳細は伊方原発運転差止広島裁判のサイトをご覧ください。

 

8月3日の審尋期日後の記者会見

本日の予定は以下の通りです。


10時30分頃 地裁前集会開始。
12時00分  記者会見・報告会会場開場(広島弁護士会館2階大会議室)
13時00分頃 記者会見・報告会開始
・弁護団解説、所感 ・申立人所感 ・記者団質疑応答・参加者質疑応答
 (なお、決定文要旨は記者会見場で配布)
14時00分過頃 記者会見・報告会終了予定。

 

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