本日発売の週刊金曜日 3月の原発裁判

2018年2月23日

本日発売のの週刊金曜日に3月後半の原発差止裁判等の口頭弁論期日が掲載されました。

金曜日の公式サイトにも掲載されています。

みんなで傍聴 3月の原発裁判

また、発売中の週刊金曜日 2~3月の原発裁判も併せてご覧ください。

●みんなで傍聴原発裁判一覧


まもなく、3・11東京電力福島第一原発事故から7年を迎えます。この国は、事故の被害を過小評価することに邁進し、まるで事故などなかったかのようにふるまっています。このような中、先日20日には福島地裁において、福島第一原発事故で自死された方の損害賠償請求事件の原告の訴えを認める判決が言い渡されました。明治時代にご両親が開拓し、農業、稲作やたばこの栽培、養蚕、酪農も行い、飯舘村の厳しくも美しい自然の中で、その歴史と共に生活してきた方が、一瞬でそのすべてを奪われてしまう、その原発事故の被害の甚大さが自死につながったことを裁判所は認定しました。3月19日には函館地裁において、大間原発の建設差止め裁判の判決が言い渡されます。裁判所においては、もう二度とのこのような事故を起こしてはいけないのだという、当たり前のことを念頭に、判断をしてくださることを願っています。

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