新・もんじゅ訴訟 2月19日第9回口頭弁論

2018年2月14日

原子力規制委員会に対して、もんじゅに係る原子炉設置許可処分の取り消しの義務付けを求める裁判です。
廃炉は決まりましたが、廃炉への具体的な道のりは全く決まっていない高速増殖炉「もんじゅ」。

昨年11月末、原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない設計になっていると、日本原子力研究開発機構が明らかにしたと報じられました。放射能を帯びたナトリウムの抜き取りは廃炉初期段階の重要課題ですが、廃炉計画には具体的な抜き取り方法を記載できない見通しだというのです。設計当時は完成を急ぐのが最優先で、廃炉のことは念頭になかったというのです。規制委側も「原子炉からナトリウムを抜き取る穴がなく、安全に抜き取る技術も確立していない」と懸念していると言います。
原告らは、このような状況を踏まえ、国と機構に対し、廃炉が円滑に行われるのかどうか、説明を求めます。

もんじゅの完全廃炉に向けたこの訴訟に、この首都圏からこそ、多くの方々のご参加をお願いします(このページの下方に、今までの訴訟の歩みについても掲載しました)。

前回期日前の前段集会。関西電力大飯原発1・2号機廃炉へと報じられた。

チラシ(PDFが開きます)

13:45~ 前段集会

東京地裁前、最寄駅:霞ヶ関A1出口

14:30~第9回口頭弁論期日

東京地裁第103号法廷

15:30~記者会見を兼ねた報告集会

*会場:参議院議員会館B104(最寄駅:永田町 1番出口)
**15時15分頃~ロビーにて通行証配布予定

 今までの訴訟の歩み

2015年12月8日 記者会見
2015年12月25日 東京地裁に提訴
2016年3月22日 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構が機構が訴訟参加行訴法22条1項に基づき訴訟参加申立
2016年3月23日11時半 第1回口頭弁論期日
2016年5月9日 東京地裁,機構の訴訟参加の申立について認める決定。
2016年5月30日15時  第2回口頭弁論期日
・原告ら 意見陳述 準備書面(1)の説明
2016年6月29日11時半 第3回口頭弁論期日
・原告ら 準備書面(2)陳述 文部科学省「もんじゅ」の在り方に関する検討会について
・被告国 第1準備書面 陳述 答弁の追加、請求の原因の認否、施設の概要など
・参加人 機構 準備書面(1)陳述 本案前の主張、請求の原因に対する答弁
2016年9月7日 第4回口頭弁論期日
原告ら ・準備書面(3)被害論:東京電力福島第一原発事故による今なお続く核の被害状況を踏まえると,福島第一原発事故前の最高裁判決が現在もそのまま通用するものと考えるべきではなく,原告適格はより拡張される方向で認められるべきであること等。
・準備書面(4)断末魔のもんじゅ:もんじゅの今後について,主な報道を紹介し,経過と今後の見通しを説明。
被告国 ・第2準備書面 陳述 第1準備書面(答弁の追加、請求の原因の認否、施設の概要など)に書証を加えたもの
参加人機構 ・準備書面(2)陳述 高速増殖炉の経緯、技術的能力について、規制委員会からの保安命令等と、オールジャパン体制での取り組みなど

2016年12月7日  第5回口頭弁論期日
・準備書面(5)被害論:もんじゅ特有の危険性,想定される放射性物質放出事故,被害の範囲・内容・性質から、原告適格が認められるべきこと。
・準備書面(6)パンドラを開けよ:政府内におけるもんじゅの廃炉方針とその後の核燃料サイクル政策がどのように進められているかを報告し,原告らの意見を述べる。
・原告による意見陳述(裁判に参加した理由、もんじゅはあってはならないこと)
2017年3月8日 第6回口頭弁論期日
原告ら ・準備書面(7)政府のもんじゅ廃炉決定を受け,政府の決定した方針の詳細を説明し,原告らが本件訴訟について,どのような方針で望むかについて,原告らの意見
被告国 ・第3準備書面(6)原告ら準備書面に対する反論予定
参加人機構 ・準備書面(3) 原告ら準備書面(5)への反論等
2017年7月10日 第7回口頭弁論期日
原告・準備書面(8)もんじゅの運営主体である日本原子力研究開発機構が本年6月6日に大洗研究開発センターで起こしたプルトニウム被曝事故を主に取り上げて,同機構にはもんじゅを安全に運営し,廃炉にしていく能力がないことを主張。
被告・第4準備書面 本件原子炉の動向
2017年10月18日11:30~ 第8回口頭弁論期日
原告・準備書面(9)被告が提出したもんじゅ廃止措置安全監視チーム会合の資料議事内容にもとづいて,機構が,もんじゅを安全に管理・運営し,廃炉にしていく能力があるかどうかについて,疑問を呈し,説明を求める。
被告国  ・第5準備書面 本件原子炉の動向


新・もんじゅ訴訟原告団(共同代表 中嶌哲演、同 池島芙紀子、同 兼松秀代ほか)
新・もんじゅ訴訟弁護団(河合弘之、海渡雄一、福武公子、甫守一樹、大河陽子ほか)

呼びかけ団体

再処理とめたい!首都圏市民のつどい/原水爆禁止日本国民会議/日本消費者連盟/ふぇみん婦人民主クラブ/原子力発電に反対する福井県民会議

問い合わせ

0776-21-5321(新もんじゅ訴訟原告団事務局)
03-5511-4386(新もんじゅ訴訟弁護団事務局)

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