新もんじゅ訴訟第4回口頭弁論期日報告

2016年9月7日

本日14:15より、第4回口頭弁論期日でした。期日に先立ち、新・もんじゅ原告団による前段集会が裁判所前で開かれ、もんじゅの危険性、昨今のもんじゅのめぐる報道、また、つい昨日起こったもんじゅでごみ箱から出火が起きるなど、あまりにもお粗末な状況において、もんじゅは止めるしかないという決意を新たにしました。

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今回から裁判体が変わりました。

本日の期日での陳述書面をアップします(pdfが開きます)。

準備書面(3)被害論:東京電力福島第一原発事故による今なお続く核の被害状況を踏まえると,福島第一原発事故前の最高裁判決(最判平4・9・22民集46・6・571)が現在もそのまま通用するものと考えるべきではなく,原告適格はより拡張される方向で認められるべきであること等。
準備書面(4)断末魔のもんじゅ:もんじゅの今後について,主な報道を紹介し,経過と今後の見通しを説明。
証拠説明書(甲12~甲81)
が提出されました。
被告国からは
第2準備書面 第1準備書面(答弁の追加、請求の原因の認否、施設の概要など)に書証を加えたもの
参加人機構からは
準備書面(2) 高速増殖炉の経緯、技術的能力について、規制委員会からの保安命令等と、オールジャパン体制での取り組みなど
が提出されました。

次回期日までに原告らは本件もんじゅに即しての被害論を義務付け訴訟の要件である重大損害や原告適格を意識した書面を提出、国は原告が次回提出する書面も併せての反論を2月末までに提出する予定です。

終了後は、会場を参議院議員会館に移し、ストップ・ザ・もんじゅ制作のダイジェスト版DVD「高速増殖炉もんじゅ-明かされた真実(2004年2月リリース)&高速増殖炉もんじゅ-問われている叡知(1993年3月リリース)」を上映後しました。もんじゅの特殊性、危険性が具体的に分りやすく描かれていました。3・11を経験した私たちにとっては、リアリティを感じます。また、裁判の報告を河合弁護士と大河弁護士よりさせていただきました(河合弁護士からは核燃サイクルの破綻について幅広くレクチャーいただきました)。原告団共同中嶌哲演さん、池島芙紀子さん、兼松秀代さんから、それぞれ裁判への思いをあらためて述べました。大飯、高浜、美浜、敦賀と多くの原発が集まってしまっている原発銀座、若狭湾に、さらに危険なもんじゅがあるのです。そして、次回期日へ多くの方に参加していただき、もんじゅを止める意思を結集させたいという思いを強くしました。

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 次回第5回口頭弁論期日は12月7日11時半~、次々回第6回口頭弁論期日は3月8日14:15~(本日新たに指定)です。

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