【新聞記事】特集ワイド 「忘災」の原発列島 福井・高浜再稼働、地裁決定三つの疑問 時代遅れの「危険無視」?

2016年3月15日

3月9日の大津地裁高浜差止仮処分決定を受けて、大飯高浜仮処分申立団は名古屋高裁金沢支部に係属していた高浜3,4号機の抗告を取り下げました。もっとも、保全抗告申立書に記載したように、12月24日の仮処分取消決定(福井地方裁判所、林潤裁判長)は、非常に問題のある内容でした。

毎日新聞2月10日夕刊「特集ワイド 「忘災」の原発列島 福井・高浜再稼働、地裁決定三つの疑問 時代遅れの「危険無視」?」は、12月24日の仮処分取消決定(福井地方裁判所、林潤裁判長)の問題点をわかりやすく指摘しています。

まず、原決定の「社会通念上無視し得る程度まで管理されている」との法理論は再稼働容認の結論を持ち出すための時代遅れのものだと元裁判官が断じています。さらに、原決定が、規制基準のあいまいさを批判しながら、基準に不合理な点はないとの矛盾した判断をしていることを指摘しています。そして、原決定が本件原発を襲う地震による危険について、無視しうると判断した根拠である基準地震動の年超過確率の考え方は、事実に反するどころか、地震専門家から疑義が呈されていると述べています。

多くの方に読んでいただければと、紹介いたします。

160210mainichi

(毎日新聞社提供)

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