高浜原発仮処分取消決定に対して抗告

2016年1月6日

本日、12月24日に下された高浜仮処分取消決定に対して保全抗告の申立をいたします。

プレスリリース、別紙申立人からのメッセージをアップしました。(抗告申立書はこのページの一番下にアップしました。16:04更新)

12月24日福井地裁前

12月24日福井地裁前


(プレスリリース)

2016年1月6日

報道関係者各位

高浜原発差止仮処分取消決定への抗告申立て

昨年4月14日に福井地方裁判所で出された高浜原発3・4号機運転差止仮処分命令は、日本初の原発運転差止仮処分命令でした。
しかし、去る12月24日、福井地裁はこの決定に対する関西電力の異議を認める決定を行いました。
私たちは、この決定を不服として、本日、抗告の申立てを行います。
抗告申立書は、本日16時頃、脱原発弁護団全国連絡会のサイト
(http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/)にアップする予定です。

本件は全国的な注目を集めている事件であり、皆様におかれましては、多くの市民・国民に知っていただけるよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

大飯・高浜原発差止仮処分弁護団
 河合 弘之、井戸 謙一、内山 成樹、海渡 雄一、坪田 康男、青木 秀樹、円居 愛一郎、崔 信義、栗山 知、白鳥 努、望月 賢司、只野 靖、笠原 一浩、高橋 陽一、石川 賢治、鹿島 啓一、大毛 裕貴、藤川 誠二、中野 宏典、佐々木 学、甫守 一樹、海渡 双葉
申立人

「福島第一原発事故がもう1回起きてもよいと言わんばかりの決定で、絶対に取り消さなくてはいけないと思っています」(弁護団共同代表、河合弘之)

別紙:申立人からのメッセージ


(別紙)

高浜原発差止仮処分取消決定への抗告申立てについて

 「司法とは、かくも脆く、弱いものだったのか!」 昨年12月24日の福井地裁の決定を受けたときの想いです。

巨大権力の下僕となった裁判官たちは、まさに出世と身の安泰を天秤にかけたのでしょう。

そして、三権分立と憲法の精神さえも、無視してしまいました。

いまなお、10万人以上の方々が避難生活を余儀なくされている現実も、終息できないままの福島原発事故の現実も、彼らの目には何も見えていないのでしょう。

3人の裁判官は、「原子力ムラ・ゴマスリー」でしかなかったということです。

 

あの日覚えた裁判官に対する怒りは、今もなお燃えさかる炎となって、わたしたちのさらなる闘いに新たな命を吹き込みました。

わたしたち申立人は、何の権力も持たない市民9人です。

安心して暮らせる町に住み続けたい、福島原発事故を風化させたくない、未来のこどもたちに「核のない世界」を残してあげたいと願っているだけです。

戦争もしたくないし、ののしりあう社会も欲しくないけれど、声を上げないことは現実を肯定することだと知っています。

サイレント・マジョリティーになってはいけないと知っています。

だからこそ、わたしたちはこれからも声をあげ、闘い続けるのです。

 

わたしたちの抗告の相手方は「関西電力」となっていますが、本当に闘う相手方は、司法なのかもしれません。

三権分立を確立し、憲法の精神を遵守するための闘いともいえます。

「パンドラの箱」を無理やりこじ開けてしまった「原子力ムラ・ゴマスリー」のせいで、崩れてしまった司法の砦ですが、「希望」を持ち続け市民の誇りをかけて闘い続けます。

 最後になりましたが、「正義」のためにともに闘ってくださっている弁護団のみなさまには、今日の日をむかえられたことを申立人一同、心から感謝いたしております。

                          2016年1月6日

           大飯・高浜仮処分差止請求申立人一同
                       代表 今大地晴美

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12月24日記者会見・報告集会

 


抗告申立書(当事者目録略 PDFファイルが開きます)1/7誤植修正

 

 

 

 

 

 

 

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